結婚指輪の平均価格はいくら?購入する前に知っておきたい基礎知識

ハート型のケースに収められた結婚指輪

多くの人にとって、結婚指輪は一生に一度の大きな買い物です。
どんな人でも、決して失敗したくないという思いがあるでしょう。
ここでは、購入前に知っておいてほしい、結婚指輪の基礎知識をご紹介します。

結婚指輪は必要?

そもそも結婚指輪など不要だという人もいますが、婚姻届けを出し挙式を終えてしまうと、「結婚したという事実」を形で残せるものがなくなってしまいます。
夫婦の絆を形として残すためにも、結婚指輪を用意しておきましょう。
新婚当初は気持ちが盛り上がっていますが、結婚生活が長引くほどに、夫婦の仲に亀裂が入りやすくなってしまいます。
しかし結婚指輪があれば、新婚当初の気持ちを思い出して、お互いの存在が大切なものであると再認識できるかもしれません。
また、新婚当初は結婚できただけで十分だと感じていても、後々指輪がほしいという思いに駆られるかもしれません。
買わなかった後悔をするよりも、入籍のタイミングで購入して、夫婦生活の1年目から指輪に歴史を刻みましょう。

年代別!結婚指輪の費用目安

実際に先輩夫婦は、どの程度の金額の結婚指輪を購入しているのでしょうか。
年代別に具体的な費用相場をみてみましょう。

20代

社会人になって日が浅い20代夫婦の結婚指輪の平均相場は、2本で25万円です。
ハイブランドの結婚指輪には手が届かないものの、人気の高い国内ブランドの結婚指輪には手が届く金額だといえます。
給料が十分でない20代のうちは手頃な価格の結婚指輪を購入して、5年目や10年目の結婚記念日で、改めてハイブランドの指輪を購入してもらうという人もいるようです。
結婚生活にはお金がかかるので、無理のない範囲で手の届くブランドの結婚指輪を入手してください。

30代前半

30代前半の夫婦が選ぶ結婚指輪の平均相場は、2本で35万円です。
給料が十分に得られるようになった30代前半の夫婦には、さまざまな選択肢が用意されています。
品質が高く手頃な価格の国内ブランドを選ぶ堅実な夫婦もいる一方で、海外の高級ブランドを選ぶラグジュアリーな夫婦もいます。
夫婦の好みに合わせて、最適な結婚指輪を選びましょう。

30代後半

30代前半よりも、更に給料が増えた30代後半以降の夫婦は、2本で40万円程度の結婚指輪を購入する傾向にあります。
単純にお金に余裕があるからという理由も考えられますが、40代を目前にすると、老化が気になりだします。
年を経ると、華奢な指輪よりも豪華な指輪の方が似合うようになるため、10年後や20年後を見据えて、あらかじめ高価な結婚指輪を購入する夫婦が多いようです。

結婚指輪を選ぶ際の注意点

結婚指輪を購入する際には、予算と相談することも大切ですが、何よりも「着け心地」と「デザイン」が重要だといえます。
結婚指輪は婚約指輪とは違って、外すことなく毎日指にはめるものです。
そのため、着け心地が悪ければ、身に着けることが苦痛に感じてしまいます。
結婚指輪を選ぶ際には、着け心地の良いものを選びましょう。
また、結婚指輪は日に何度も目に入るものです。
あまりにシンプルなデザインやこだわりの強いデザインだと、飽きてしまう原因になります。
結婚指輪を選ぶ際には、長く身に着けても飽きない、お気に入りのデザインを選択してください。

結婚指輪を購入するタイミング

結婚指輪を購入するタイミングは、式を挙げるか否かで異なります。
結婚式を挙げる場合は、挙式日の半年前には購入しておきましょう。
結婚式の準備が始まると、忙しさに追われて、適当に結婚指輪を選んでしまうことがあります。
後悔をしないためにも、時間に余裕のあるうちに結婚指輪を吟味しておいてください。
結婚式を挙げない場合は、好きなタイミングで購入しましょう。
入籍日に合わせても良いですし、付き合い始めた記念日に合わせても良いでしょう。
二人の思い出に残る日を選んで、結婚指輪を購入してください。